アウトロ人生オヤジの田舎奮闘記🍁

田舎生活の幸せ。地域興し

オトナ再生プログラム ~ 現代社会が教えてくれない生き抜く知恵

次世代リーダー育成と一枚人生企画書

 

こんにちは!

今日はオトナ人間力再生と次世代リーダー育成がテーマの活動報告です。

 

東大で国の防災や危機管理に関わり、アントレプレナーシップ起業家精神)研究所を手掛けていた若きエリート教授が、地域救済のために地元大学に志願赴任され、

 

”今まで無かった実演プログラムで学生を体験鼓舞しながら、1人の担い手発掘と地域課題解決に挑んで、共に地域将来を築いて行きましょう !!”

 

と地域創生活動歴10年を経てようやく出合った、江戸から舞い降りた天使のようなセンセからお声がけ戴き、人生後ろ指さされ隊の浅学菲才アウトロー人生の私如きが、4月から神聖な教壇に立たせて戴いている。

 

若先生の授業はとても刺激的で感性座学や課外学習実演を交えながら、「生き甲斐 なりわい やりがい 」をキーワードに、社会を生き抜く力を養う!という、体感からの知恵喚起型プログラム。

まだ数回の講義でも天才教授の地頭回転力に脱帽、このセンセは半端ない!! お江戸でこれほどの経歴と研究や文献に関わって来た御方なのに、全然思想が偏っていない。

 

寧ろ、着眼点が経済や理論に行く前に、文化、情緒、小ネタ等の感性力や共生感を高め、創造力や人間力を高めて行く独特な実践教育だ。

それも膨大な研究実績や造詣深い知見さらくる図太いバックボーンにあり、トライ&エラーやケーススタディー、応用アップデートを前提としたハイブリッド教育が念頭にある。

 

既存慣習や成功事例に囚われていない、今までと明らかに違う教育レジスタントで、華奢で落ち着いた外見からは想像もつかない程、超瞳ヂカラ&ハートが熱い!! 協議機会や壇上でも堂々と主張をし、時には学生たちを𠮟咤し鼓舞する。真剣勝負で忖度など微塵も無い。

 

若先生と30歳離れた名誉教授、成熟社会と流域研究が主の我が師"入道先生"とはタイプが異なるが、文化度を高め居場所を創る!はお二人の共通テーマ。

 

センセとの楽しい頭の体操講義模様^^

講義題材は地域のアントレプレナーシップ(リーダー発掘教育)も含まれており、地域社会の実態について地域創生実証経歴を基に詳しく説明して行く。

明確な自治自立への解決策も見いだせないまま人口減少と並行して緩やかな衰退に向かっているのが地域現状だが、逼迫していない現状のまま、長くはないうちに衰退加速していく未来が見えて来ている。

 

よほどの自主財源創出策や不採算事業の民間委託含む、民間主導の地域経営化といった抜本的な改革を行わない限りその流れは止められないし、既存慣習前提にその知恵を外部依存するのであれば、あっという間に今までと違う黒船がやってくるのは歴史的事実。内制と外制とでは全く意味合いが違う事に気づけ無い地方の現実がある。

 

日本だけ平和に守られて犯罪が少なくて、社会保障も雇用も高度インフラも充実して何不自由なく… なんて冷静に考えればいつまでも続く筈も無いし、

 

ASIA近隣国含めそこらじゅうで紛争は起こっているのに、幾ら危機感を煽ってもいまの現社会システムやメディアで我がゴト意識が芽生えたりもせず、

 

また過去30年間、国の資源財産を護る知的財産人材に保護や投資をしなかったツケで、優秀な人材流出が止められず、人材育成機能麻痺状態に陥っている我が国。。

 

なので現代社会が教えてくれない事への機会に欠けている身近な「人間教育」を、自然資源に恵まれ共生共助生活の名残がある地方だからこそ、日本式原点に戻って老若男女で育んで行けないかと皆で考えている。

 

何の得があんだよ儲かんねーし、またしょーもな!といつも通り揶揄されるのも仕方ないのだけど、何もしないで衰退して行くのを眺めているのも嫌だし、一縷の望みでも諦めてしまうより行動する方が可能性が拡がる。今までずっとそんな思いを抱き、将来を憂いて活動している人たちと沢山繋がって来れたから..

 

友人プロデュースの自給自足村と流域実業家仲間たち

 

事業だって将来投資して育てて行かなかったら、仕事の質も人材も成長しない。だからシンドい時だからこそ、将来継続して皆で享受していける価値やモデルへ開発を続けていけるかが、会社存在意義だし踏ん張りどころ。やはりリスクヘッジや自社利益追求主導では、地域経済は良くならない。シンドイけどヤルしかない、、

 

地域ならではの専門性を高め、一過性の儲けより継続や循環定着へ多様な人材の活躍の場と自主財源創出を、

民間主導でまずコミュニティ単位で実現していかないと先が無い。行政や地域金融も従来制度に則っていては、バラ撒きと不採算を助長するだけで収益循環事業には繋がらないので、

民間では当たり前の「地域経営」に思考転換し、民間創出事業を裏で支える管理部門として地域創生を担って欲しい。

 

たったそれだけの思考転換で財務改善や民間委託による自主財源創出や不採算事業の縮小、事業人材育成や地域協力隊等の振興制度も活きてくる。赤字も減り税金も減らせてお金も回り出すし、限られた資源を奪い合わず人々が目的意識へ役割循環していく。

 

今の時代に足りないのは、文化力やエンタメ力による、人材活性や役割を演出するプロデュース力に他ならない。

限界集落自治再生させた薩摩の日本一人づくり御師匠は、その事を"Educe〜感動のむらおこし、全員野球"と語り、全国の塾生がいるエリアへ鼓舞行脚を続けている。

 

行政は経営してないし事業のプロでもないし、よほどじゃない限り破産もしないのだから、自ら旗を振るより、戦略や事業パートは地元民間と組んだ方が遥かにメリットが高い筈、金融も同じく。

それが出来ない理由はよく解ってるけど、今こそ大手やコンサルに依存せず、産学地域創生専門メンバーで「地元三位一体的共同経営」の実現を!もう待ったなしだと思う今日この頃..

 

小生は広告メディア業界歴30年のオッさんなので、人より業界変遷や内外実態を観れて来れた方だと思う。。自慢する程の事でもないが、、

 

昭和の三大神器だったTVや新聞に代わり、WEBが台頭して今やSNSYouTube外資NET配信が主流となり、嗜好に合わせた情報リソースやコンテンツが増え、公開メディアに個人がコンテンツ配信出来るなんて夢のような世界!!

 

だけど当然公共放送と違ってコンプラやモラルは低下し、誹謗中傷や人の命に影響を及ぼす社会問題の負のけん引役にもなってしまっている。

既存メディアは視聴者が喜ぶコンテンツの質より、スポンサーへの対費用効果から抜け出せない旧式ビジネスモデル。学校が教職者や人間を育てる事より、同じく利益中心になったのと同じ図式だ。

 

何が言いたいのかと言うと、情報過多時代になり情報リソースや情報そのものの絶対量は増えたのだけど、

 

どのメディアでにもマーケティング広告が蔓延し、寧ろ有益な情報にたどり着くのは至難の業で、自己責任で見極めスキルが無いとただただ情報量に翻弄される。観れば観るほど、傷つき痛い目に合う人たちも増える。

 

詳しくは言えないけど、殆どが何かに誘導されたり気づかず洗脳されていてなんて日常茶飯事だし、歴史や戦争に詳しい人ならすぐわかると思う。そうやって世論や思想誘導していくのもメディアは立派な歴史的ツールなのだから。

 

主流のマーケも"誰にでも出来る!!片手間で副収入を"なんてツリで、専門ノウハウより言葉巧みに見せ方のテンプレテクニックや誘引ロジックを教えるのみ。

そんなんで何十年もかかる専門性や信頼築けたら誰も苦労しないよね、、一握りの圧倒的努力家を除いて。

 

なので結局続かないしトラブルも増える。"中身"より対処法と目先のお金が目当てだから、仕掛ける側もちゃんとその事を見越しているし悪気すらない。。まぁ本人が決めた事なのだから、が言い分だけど。あくまで自己責任が前提

 

「バズらせる」なんてよく言ってるけど、表面上演出の裏で、実験やテストマーケみたいな感覚で人間をモルモットのように操り繰り返す。

 

ゴシップや事件でしか興味喚起出来ないのは自社コンテンツ開発力が低い現れだし、どのチャンネル観ても同じと地上波は揶揄される。。

コンプライアンスとクレームでがんじがらめだし、そーなると視聴者興味関心が薄れるのも自然な流れ。

 

国を背負った若者アスリートが大国に挑むW杯やWBCなんかの真剣勝負には、昔みたいに視聴率軽く30%超えちゃうのにね!! ライブスポーツの影響力は抜群だし、やはりみんな"清々しくて正々堂々戦う様"に、本音は飢えているのかな..

 

でも社会システム前提だとやはり東京五輪の後騒動や尻尾切りみたいな話になる、、本当に知的財産や才能者ステータスが低くビジネスには成り難い国。

プロ化やセカンドキャリアもままならない。ん-ーー、、今の世の中ナカナカ一筋縄では行かない。

 

こんなに恵まれてて安全だった日本も、30年間フリーズのツケはやはり大きい。

 

芸術経営論講義資料:WBCに例えた現代社会の空洞化

 

過去、企業団体や経営者と大勢向き合ったけど、大多数は「もうやり尽くした」とか「八方塞がりで部下に対応させてる」とか、

 

そもそも諦め前提で無いものねだりされても"そりゃ無理っすね!でも弊社もそんなピンチ年中ありますけど" としか言いようがない。

 

改善や立て直しへの必死の覚悟や事業&社員への愛着も無く、一過性の対処法アイデア求められても結局は続かない。

 

更に酷いと専門性求められて戦略や事業計画や施策アイデア作ったのに、"アイデア求めるのにお金掛かるんですか?"とか、

アンタの言われた通り実行したのに出来なかった!と逆ギレされ、再リサーチしたら報告書作りが目的で全然本気で取り組んでいない、、

 

現状を立て直す根幹となるアイデアや企画、更に計画を依存して、タダでパクる..他人の仕事や労力や時間は考えもしない。財務や士業にしか対価理解も無い、それが通例なので仕方がないが。。これに関しては依頼者本人に寧ろ悪気は無く、知らない!やった事が無い!が殆ど。

 

なので知的財産や戦略に専門性も無く絵に描いた餅なのも頷ける.. お金の問題はさておき、せめて今後に活かすシナジー熱意や気概は待ち合わせていて欲しい。我流や自社都合では組織改善や人育ては出来るはずも無く。

 

今で言えば出来の悪いchatGPTに書かせたんか?という位、代書的お粗末な内容も。それだと結局後味の悪いお別れとなる、その後の依頼元は想像通り。当事者意識に乏しく共創心など微塵も感じ無い、口先権力者へのボランティアはもうコリゴリ..となってしまう。

 

このやり取りのPOINTは、

改善や改革を掲げる当事者としてもし依頼している事を全て自分でやろうとしたら、、

0から考え計画を練り人材を集め専門性を高めマネジメントをし実現角度を高めるには、一体時間労力やコストがどれだけかかるのか??

を、その時点で我が事イメージ出来ているかがとても大事。

 

自社や自身の人生や行く末に関わる事を必死に考えず、マルっと外部依存して後はヨロシク!!の上に、金かかんの?とか、漠然と高けぇ、、とか、、アンタ新人1人雇ったら幾ら掛んの?まして管理職やエキスパートだったら??が全くイメージ出来ておらず、

それだとプロの人たちはまず本気にならず片手間でお茶を濁す。そんで意向が合わずトラブる、、の堂々巡りがアチコチで繰り返されている。

 

あとより大事なのが「目標からの逆算思考」

 

特に企業はPDCAマイルストーンには躍起になるけど、そこに社員の熱量が殆ど宿っておらず、管理者自己満なのがすぐ分かる。難しいワードばっかだし。。

 

本気で当事者意識あって社員をやる気にさせるのなら、成果だ評価だの前に

 

GOAL→喜び労い→目標達成!→経過検証共有→プロセス管理→プロジェクトKICKOFF→自社で足りない専門性の外部補完→チームビルディング→予算計画→事業全体計画→体制構築と適材適所割振→貢献価値協議→企画アイデア→関係者ブレスト→START

 

「逆算思考から精度角度を高める」

 

なんて当たり前っしょ!の進行管理が歯抜けだらけ。ただ会議してます!みたいな。

 

なので実現より上層部忖度とエビデンス作りなんて意味のない作業に日夜追われる。前出のWBCに例えたら、のそのまんまを演じてるり押し付け合いやトラブルだらけで皆やる気も無くなる。。

 

己が出来もしない夢や綺麗事演説だけ受売りで饒舌になって、当の言い出しっぺたちは現場理解はおろか責任全てを他者に押し付けてる。そのタイプはスピードと成果主義が口癖で、能力ある人間は皆去っていく、、

プライドにしがみつく以外は”専門外なんで”と平気で宣ったり、、そんな人間には信頼や期待などまず抱けない。

 

大人の逆算思考欠落は、現代社会や人材育成含む若者離れの縮図だし。もはや組織は忖度と処世術でしか残れないのかなぁ、、片や社長の人間第一イズムが浸透した素晴らしい地域貢献企業も沢山あるのだけど^^

 

人生ピンチを何度も救ってくれた禅の教本、長年毎朝読んでボロボロ.

 

最後に、話は始めの産学次世代リーダー育成に戻るけど、現代社会や組織が教えてくれない根幹に、

 

「もう明日はダメだ」と絶体絶命になった時の知恵

とか

雑学や処世術は教えても「上司に怯まない知的戦い方」

とか

突然クビになっても「生き方や価値観掘り下げからの生き抜く知恵」

 

なんかはまず教えてくれない、恐らく聞いても殆ど答えられないだろうし。。やはり独立して失敗しまくって乗り越える知恵は肌感で身につけないとだし、幼少期からの経験や環境からの影響も結構大きい、、

 

もっと言うと、

将来AIに取って変わられる職種とリストラ不安を煽るより「AIと比較されない人間ならではの能力や個性発揮」に言及する人は少ない。

 

経済成長を謳っている最中の地域衰退防止策は、やはり古のスクラップビルドじゃないけど、一発逆転策などもはや通用しない。更に傷を深くするだけだし..もっと地道で一つずつ逆算解決していかないと。

 

寧ろ、

「人口減少同様に緩やかな衰退を受容し地方成熟社会を目指す」が理想なんだと思う。地域自立は地域人が担い、自然と共存し自給自足や地産地消を促進し、空き家や古民家、廃校、道の駅に至る不採算事業を民間共同で運営し、六次化雇用や生産者保護を拡げ、新たな地域貢献還元が目的モデル”も、

 

民間知見を結集すれば構築可能。これは自治体も金融もマ〇ナンバー普及より、よほど現実的なSDGsやDX実装にも繋がる。

民間主導の創生モデルは幾らでも実現出来る、事業開発以外のネゴや人間ハードル突破が一番労力がいるのだが、、

 

そんな現状から、

企業や経営者支援制度が主だった組織向けの広報戦略や新事業開発、専門人材育成のモデルを、産学プログラムから次世代人材教育に落とし込む私塾形式で、今後の地域づくり事業の一環として人材活性や育成に活かして行きたい。

 

「諦めたらそこで終わりですよ!」って大人気漫画のセリフじゃないけど、

 

これ以上無関心や他人事が蔓延しないように、折角の学び舎ステージに立たせて戴いているので、地方から明るい発信や新たな取組で将来希望をプロデュースして行きたいなぁ!!

 

小さな夢と老若男女で育む機会へ頑張ろう^^

ほんの少しでも頑張る人の生きる糧に繋がるヒントを、新たなオトナ再生メニューを片手に

奥さんの私塾教室で名誉教授と子ども目線でオトナ再教育を協議する